クリニックや整形外科の外来を訪れる方の多くは、主に腰痛を気にされています。中には、腰痛や下肢痛を引き起こす椎間板ヘルニアを心配している方も、少なくありません。
そのうえ、「鍼灸整骨院でも治せるんでしょ?」「再発するって聞いた」など、腰椎椎間板ヘルニアに対する一般の方の理解も様々です。
こちらでは、住吉区にお住まいの方が疑問に思われる、腰椎椎間板ヘルニアの診断・治療に対し、理解を深めていただくための基本知識をお伝えいたします。腰痛でお悩みの際は、住吉区の整形外科「月山クリニック」へご連絡ください。
腰痛を引き起こす椎間板ヘルニアはどのようにして診断されるのか

椎間板ヘルニアとは、背骨を構成する椎骨の間にある椎間板(線維軟骨)の一部が、何らかの要因により後方に飛び出してしまった状態のことです。これによって周囲の神経が圧迫され、痛み・痺れなどを引き起こします。
この状態が腰に起こるものを「腰椎椎間板ヘルニア」と言い、症状は腰痛だけでなくお尻や脚にまで痛み・痺れが放散するため、くしゃみや咳、歩行時に症状を強く感じたり、尿が出づらくなったりします。
問診と触診
医師は、まず問診で過去の病歴、腰痛以外に下肢症状があるか、どんなときに痛みが強くなるかを質問します。次に、触診で身体を動かしたときの痛みの出方を診ます。
神経学的検査
どの部位の椎間板が飛び出しているかを推察するために、下肢の筋力、歩行状態、皮膚の感覚を注意深く調べます。この神経学的検査は10~15分ほどで済みます。
画像検査
レントゲンで背骨の変形などを確認し、神経学的検査の結果とも照らし合わせて腰痛の原因を探ります。レントゲンでは評価できない神経がある場合は、MRIを追加する必要があります。
大きさ、形、神経がどれだけ圧迫されているかなどを確認して、自然治癒するものか、どのような治療がふさわしいかを調べます。※MRIは身体の中に金属器具が入っている方(骨折の治療やペースメーカーなど)、刺青・タトゥーがある方(金属製顔料)、閉所恐怖症の方は受けられない場合があります。
気になる症状がある場合は整形外科へ
腰痛や下肢痛を引き起こす椎間板ヘルニアの診断ができるのは医師です。鍼灸整骨院(接骨院)の柔道整復師は医師ではないため、診察・検査などの医療行為を行えません。
腰椎椎間板ヘルニアを疑う症状がある、もしくは住吉区のかかりつけの医師に指摘された場合は、整形外科医に相談しましょう。
腰痛を起こす椎間板ヘルニアの治療方法

保存的治療
症状が出てから間もない場合には、痛み止めや炎症を抑える薬、コルセット・ベルトなどの装具療法、温熱・電気治療、骨盤牽引などの理学療法を行います。この治療で効果がみられない場合は、ブロック注射(硬膜外ブロック・仙骨裂孔ブロック・神経根ブロック)を行います。
手術的治療
保存的治療を3ヶ月間試みた後、症状の改善が認められなかった場合は、腰痛の原因と思われる椎間板ヘルニアを局所麻酔下で除去する手術を行います。保存的治療の効果が不十分で患者から強い要望があった場合も同じです。
※緊急例を除く。
整形外科では上記の治療方法を提案しますが、腰痛は内臓疾患が原因で起こる場合もあります。そのため、住吉区にある月山クリニックでは、内臓疾患が原因で症状が現れていると判断した場合には、提携する医療機関を紹介させていただきます。
腰痛にお悩みなら整形外科専門医がいる病院・クリニックへの受診がおすすめ
腰痛には、上記でご紹介した椎間板ヘルニア以外にも、ぎっくり腰や腰部脊柱管狭窄症など、様々な要因があります。また、急性のものか慢性的なものかといった区別もあります。
腰痛にお悩みで、どこで診てもらったいいかわからないという場合は、まずは整形外科がある病院・クリニックへ相談しましょう。
とくに、整形外科専門医がいる場所がおすすめです。腰痛は早期に痛みの原因を特定し、正しい対処を行うことが大切です。
また、病院・クリニックにかかる際は、初診で痛みについて正確に医師に伝えることが重要といえます。いつから・どこが・どのように痛いのかなど、できるだけ細かく伝えられるように整理しておきましょう。
大阪市の住吉区で腰痛にお悩みでしたら、ぜひ月山クリニックへご相談ください。月山クリニックは、整形外科とリハビリテーション科を併設するクリニックです。
つらい症状を楽にするため、様々なサポートを行いますので、まずはお気軽にご相談ください。
腰痛が気になるときは住吉区の整形外科である月山クリニックに相談を
住吉区にお住まいの方に向けて、腰痛を起こす椎間板ヘルニアの診断方法と治療方法について説明いたしました。腰痛を起こす椎間板ヘルニアの診断・治療のすべてを理解するのは、医療従事者でも容易なことではありません。
住吉区の整形外科である月山クリニックでは、患者さんが診断・治療に対して不安感を募らせることがないように、「今の状態に満足されていますか?」と尋ねます。そのうえで、腰痛の治療の終わりがどこにあるのか、患者さんにわかりやすく提示することを心がけています。少しでも満足のいかないことがあれば、お気軽にご相談ください。
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医院名 | 月山クリニック |
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院長 | 月山国明(つきやま・くにあき) |
住所 | 〒558-0003 大阪府大阪市住吉区長居3丁目8−5 |
TEL | 06-4700-3366 |
URL | https://tsukiyama-cl.net |