骨粗しょう症の治療目的は、骨密度の減少を食い止めて骨折を予防することです。そのために骨密度を増やして骨を丈夫にし、骨折の原因となる転倒防止の習慣づくりが大切だと考えています。
そこで、大阪市で骨粗しょう症を予防したいとお考えの方に、運動が骨に与える効果と、骨粗しょう症の予防に役立つおすすめの運動をお伝えいたします。
骨粗しょう症と運動が骨に与える効果
本来、骨は丈夫でしなやかな状態を保つために、古くなった骨を壊して新しい骨をつくる「骨代謝」を繰り返しています。
しかし、このバランスは年齢を重ねるごとに崩れてしまうため、骨を壊すスピードがつくるスピードを上回ると、骨がスカスカになって強度が低下し、もろくなってしまいます。これが骨粗しょう症です。
骨密度と運動効果
骨密度の減少を食い止めるには、運動によって骨に適度な負荷をかける必要があります。運動によって骨に負荷が加わると、その刺激を受けて骨にカルシウムが沈着しやすくなります。さらに、運動によって骨の血流も促されることから、骨をつくる骨芽細胞が活発になり、骨密度が維持しやすくなって丈夫な骨をつくるのです。
ただ、骨粗しょう症の予防には適度な運動だけでなく、バランスのよい食事も欠かせません。私たちの骨は食べ物から得られる栄養素でつくられていますので、骨の形成に役立つ栄養素も積極的に摂りましょう。
骨粗しょう症と転倒予防に役立つおすすめの運動
片脚立ち運動
- Step1. 姿勢を正して壁やダイニングテーブルなど安定した物を片手でつかむ。
- Step2 つかまった手とは反対側の脚を上げて片脚立ちを1分間する。
- Step3 左右1分間ずつ1日3回行います。
この運動は片脚に体重を乗せるため、両脚で立つときの倍の負荷を与えられます。また、バランス感覚も鍛えられますので一石二鳥です。
座ったまま脚上げ運動
- Step1 姿勢を正して椅子に座り左右いずれかの脚の膝をまっすぐ伸ばす。
- Step2 伸ばした状態を維持しながら、かかとを床から10cmほど上げて2~3秒維持。
- Step3 左右20回を1セットとし、2~3セット行います。
運動に期待できる効果には、筋力とバランス能力の維持・向上もあります。そのため、骨粗しょう症はもちろん、転倒予防にもおすすめです。大阪市住吉区にある月山クリニックの骨粗しょう症外来では、骨折を予防するだけではなく、骨折を経験した方に対する2次予防の両方を目標に掲げています。
骨粗しょう症外来のある大阪市住吉区の月山クリニック
大阪市で骨粗しょう症を予防したいとお考えの方に、骨粗しょう症外来を設ける月山クリニックが、運動が骨に与える効果と骨粗しょう症の予防に役立つ運動をお伝えいたしました。
「なかなか運動までは…」という方は、こまめに家事をこなしたり、徒歩で買い物に出かけたりするだけでも立派な運動になります。
大阪市住吉区にある月山クリニックの骨粗しょう症外来では、生活レベルに直結する骨粗しょう症の治療として、骨折予防を目的とした運動療法・食事療法に対応しています。大阪市にお住まいで腰痛、手足のしびれにお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。
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医院名 | 月山クリニック |
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院長 | 月山国明(つきやま・くにあき) |
住所 | 〒558-0003 大阪府大阪市住吉区長居3丁目8−5 |
TEL | 06-4700-3366 |
URL | https://tsukiyama-cl.net |