リハビリが必要な疾患は様々な種類があります。安心してリハビリを受けるため、それぞれの疾患やリハビリ内容について知っておくことが大切です。疲労骨折や半月板損傷もリハビリが必要となる疾患の一つです。
大阪市でリハビリを行う整形外科・月山クリニックが骨折や半月板損傷の原因や症状、リハビリ方法など解説します。
【大阪市】整形外科でリハビリが必要なケース・疲労骨折とは
整形外科でリハビリが必要な疾患の一つに疲労骨折があります。
ここでは、疲労骨折とはどのようなものなのか、一般的な骨折と比較しながら紹介します。
疲労骨折とは
疲労骨折とは、骨の同じ部位に繰り返し小さな負荷がかかることにより、骨にひびが入ったり折れたりした状態を指します。ちなみに、一般的な骨折は、一度に大きな負荷がかかることによって骨が折れた状態のことです。
疲労骨折が起こりやすい部位と症状
疲労骨折が起こりやすい部分の上位3つは以下のとおりです。
- 足の甲にある中足骨(ちゅうそくこつ)
- すねの内側にある脛骨(けいこつ)
- すねの外側にある腓骨(ひこつ)
このような部位は運動などによって負荷がかかるため、疲労骨折が起こりやすくなります。
疲労骨折は、軽度なうちは症状がほとんど出ず、日常生活においてほぼ痛みを感じません。また、多少運動しても激しい痛みを感じないので、そのまま運動を継続し、症状が悪化するケースが多いようです。
疲労骨折していることが疑われる場合は「圧痛」が生じるかどうかを確認しましょう。気になる部位を指で押し、痛みを感じる場合は疲労骨折の可能性があります。
疲労骨折の原因
疲労骨折の原因は主にスポーツによるものです。プロのスポーツ選手だけでなく、部活動やスポーツクラブに通う学生などでも発症します。
疲労骨折が起こる原因は主に2つです。
1つは本人の体の問題で、例えば筋力や技術の不足、バランスの悪い筋力、柔軟性の欠如などによって疲労骨折を招きます。
もう1つは環境の問題です。具体的には、過度なトレーニングや個々に対応していない練習内容、体に合わないシューズ、練習場所の地面が固い・柔らかいことなどが挙げられます。
疲労骨折の診断方法
「圧痛」が生じる場合や、明らかな外傷がないにもかかわらず痛みが慢性的に続いている場合は疲労骨折が疑われます。
疲労骨折かどうかを診断するためにはX線(レントゲン)検査を行います。一度の検査では判断できないケースもあるので、その場合には1ヶ月後を目安に再度X線検査を行います。
また、MRI検査や骨シンチグラフィーなどで診断する場合もあります。
疲労骨折の治療方法
疲労骨折の治療でもっとも大切なのが、ただちに運動を中止し、安静を保つことです。ほとんどのケースでは数ヶ月間安静にしていれば快方へと向かいます。
ただし、症状によっては手術やギプス固定などの処置が必要になる場合があります。
また、安静の場合でも、手術の場合でも、リハビリを行うことによって骨の修復を早める効果があるとされています。疲労骨折をした際には積極的にリハビリを取り入れるのがおすすめです。
住吉区の月山クリニックでは、骨折した患者様のリハビリを積極的に行っています。痛みや症状の原因を突き止め、最適なリハビリを行って患者様の体の負担を軽減します。
大阪市周辺で骨折によるリハビリを検討している方は、ぜひ月山クリニックをご利用ください。下記のリンクでは、当クリニックの骨折に対する考え方やリハビリ方法を紹介しています。
【大阪市】整形外科のリハビリ・半月板損傷の場合
半月板損傷は、整形外科でリハビリを行う症状の一つです。
ここでは、半月板損傷について詳しく紹介します。
半月板損傷とは
半月板損傷とは変形性膝関節症の初期症状で、特に中高年の方に起こりやすく、発生頻度も高いのが特徴です。
半月板とは、膝関節の大腿骨と脛骨の間にある軟骨のことで、内側・外側にそれぞれあります。衝撃の吸収と安定性を保つ役割を果たしていますが、損傷すると膝を曲げ伸ばしする際に違和感や痛みを感じるようになります。
半月板損傷の具体的な症状
半月板が損傷すると、以下のような症状が現れます。
- 膝に違和感や痛みを感じる
- 関節の動きが悪くなる
- 膝を深く曲げたり正座などの体勢が困難に
- 膝に水が溜まる
- 膝が動かなくなる
- 痛みによって歩けなくなる
症状が進行すると、痛みによって歩けなくなることもあります。
半月板損傷の原因
半月板損傷の原因は主に3つあります。
1つ目は、先程紹介したとおり「加齢による変性断裂」です。加齢によって発症するもので、仕事による負荷の蓄積や生活様式、肥満などが要因となって起こります。
2つ目は、スポーツによる「外傷性断裂」です。切り返し・ジャンプなどの動作を繰り返して行うスポーツで起こりやすく、その代表がサッカーやバスケットボールなどです。
3つ目は「円板状半月による断裂」です。これは特に原因がなくても発生するもので、半月板が丸い形をしていることによって起こりやすくなります。
半月板損傷の診断方法
半月板損傷の診断方法にはX線画像やMRI検査などがあります。
半月板損傷の治療方法
半月板損傷の治療方法には「保存療法」「手術療法」の2つがあり、手術療法は「部分切除術」と「縫合術」に分類されます。
保存療法は手術を行わず、リハビリによって痛みが生じない範囲で可動域の改善運動を行います。一方、手術療法は手術後早期に痛みや腫れが伴うため、リハビリが欠かせません。
部分切除術の術後すぐの段階では、可動域改善運動であるヒールスライドなどを中心に痛みのない範囲で運動を行います。
回復期では、セッティングやスクワットを取り入れ、徐々に運動回数や負荷を増やして行きます。復帰期ではジョギングなどを取り入れ、ストレスのないことを確認しながら復帰を目指します。
縫合術の場合も部分切除術とリハビリ内容はほぼ同じですが、可動域の改善運動を取り入れる時期が遅れるなどの違いがあります。
「部分切除術」と「縫合術」のいずれの場合でも復帰するまでには3ヶ月程度の時間が必要です。また、適切なリハビリを受けることで症状の早期改善が期待できます。
月山クリニックには半月板を損傷した多くの患者様がリハビリで通われています。一人ひとり症状や改善するスピードが異なるので、スタッフは患者様に合った適切なリハビリ内容を見極め、ストレスのかからないリハビリを実践しています。
大阪市で半月板損傷のリハビリを受けたいとお考えであれば、ぜひ月山クリニックをご利用ください。
大阪市で最適なリハビリを受けられる整形外科
リハビリが必要となる「疲労骨折」と「半月板損傷」の2つの疾患について紹介しました。もちろん、症状や原因は人それぞれなので、最適なリハビリ内容を受けなくては確かな効果を得られません。
大阪市の整形外科でリハビリを行う際は、月山クリニックをご利用ください。整形外科専門医の院長による的確な診断と治療方法にもとづき、確かな腕を持つスタッフによって最適なリハビリを受けることができます。
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医院名 | 月山クリニック |
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院長 | 月山国明(つきやま・くにあき) |
住所 | 〒558-0003 大阪府大阪市住吉区長居3丁目8−5 |
TEL | 06-4700-3366 |
URL | https://tsukiyama-cl.net |