住吉区で交通事故治療・リハビリ・整形外科 | 月山クリニック

住吉区での怪我や関節痛のリハビリでは、温冷刺激の物理療法、関節可動域や筋肉量を維持する運動療法、関節への負担を減らすための作業療法、装具をつける装具療法があります。早めにご相談ください。

リハビリテーション科がある医療機関で、怪我や関節痛のリハビリを行う際には、どのようなことを行うのでしょうか。リハビリの必要性と、リハビリの目的をご紹介します。

なぜ関節のリハビリが必要になるのか

怪我や関節痛がひどくて患部が炎症を起こしている際には、なるべく動かさないようにして安静を保つことが大切です。しかし、関節を動かさないでいると徐々に筋肉が減ってしまい、関節をうまく動かすことができなくなる「機能障害」という状況に陥ります。このような状況から回復するために、リハビリが必要になるのです。

関節のリハビリで目指すこと

保護しなければならない時期と部位を明確にし、動かせる部位をリハビリで補ったり、経過を見ながら無理のない負荷をかけてリハビリを行ったりすることで、筋肉の減少に伴う悪影響を最小限に抑えることができます。

リハビリで目指すことは、怪我や関節痛の回復過程で少しずつ元通りの動きができるようにして機能障害を起こさないことや、すでに機能障害がある部位の活動制限を取り除くことなどがあります。また、怪我や関節炎で関節の変形や欠損が生じてしまった場合には補装具を利用したり、他の部位で補う方法を習得したりして、機能障害による活動制限を抑えるのです。

関節のリハビリ方法

関節のリハビリ方法には、以下の4つがあります。具体的に見ていきましょう。

・物理療法

関節を冷やして腫れを抑えたり、慢性的な痛みを温めることで和らげたりするリハビリです。パックや超音波、電気など物理的な刺激を使って行います。

・運動療法

運動療法の目的は大きく分けて2つで、関節の可動域を維持・改善して拘縮（こうしゅく：関節が硬くなり動きが制限されること）を防ぐことと、筋肉を維持・増強することです。関節可動域の維持・改善では、痛みを感じない程度まで関節を動かすようにしたり、痛みが出ない動かし方を習得したりします。

筋肉量の維持・増強では、関節に負担をかけずに筋肉に負荷をかけていきます。これにより筋肉が関節を支えてくれるので、関節周辺の筋肉が増強すると痛みも軽減されるのです。

・作業療法

作業療法とは、関節に負担をかけずに日常生活や活動を行う方法を身につけることと、使いやすい道具を探したり作成したりする療法です。関節に負担をかけない荷物の持ち方や姿勢を身に付けることで、関節痛に悩まされることが少なくなります。また、ペンやスプーンを持ちやすくするホルダーなどの作成も効果的です。

・装具療法

必要に応じて、関節に負担がかからない位置や痛みが少ない位置で固定をする装具や、筋力の補助のための装具を作成します。

痛い所をかばおうとして全身のバランスが崩れると、負担のかかった部位に新たに関節痛が出てしまうことがあります。怪我や関節炎のリハビリでは、全身のバランスにも配慮した体の使い方を覚えることが重要です。

月山クリニックには、クリニックに併設する形でリハビリ専用のスペースがあります。整形外科医の指示のもと、理学療法士や柔道整復師などの国家資格を持つセラピストがチームを組んで対応しておりますので、リハビリに関してお悩みの方はお気軽にご相談ください。

怪我や関節痛のリハビリでは、保護しなければならない部位を明確にしたうえで、動かせる部位を強化することで補ったり、経過を見ながら無理のない負荷をかけたりして行います。

方法には、冷やしたり温めたりして行う物理療法と、無理のない負荷をかけて関節可動域や筋肉量を維持する運動療法、関節に負担をかけずに日常生活を送るための作業療法と、補装具を利用する装具療法があります。このように筋肉の減少に伴う悪影響を最小限に抑えて、活動制限を取り除いていくのです。

痛い所をかばおうとして全身のバランスが崩れると、負担のかかった部位に新たに関節痛が出てしまうことがあります。怪我や関節炎のリハビリでは、全身のバランスにも配慮した体の使い方を覚えることが大切です。そのためには、専門家の知識と手助けが必要となります。ひとりで悩まずに、早期に相談することをおすすめします。

住吉区でリハビリをご検討でしたら、リハビリテーション科にて適切な方法で治療を行う月山クリニックへご相談ください。